夏の思い出を古里で—。お盆の帰省ラッシュが11日、ピークを迎えた。岡山県内の駅や空港でも家族連れらが大きな荷物や土産を手に目的地へと急ぎ、終日混雑した。 JR西日本岡山支社によると、新幹線の自由席乗車率は、新大阪発鹿児島中央行きみずほ601号(岡山着午前6時50分)が最高の200%を記録したのをはじめ、九州方面は150〜100%。在来線の特急も朝から混み、高知行き南風7号(岡山発午前11時5分)が200%、出雲市行きやくも7号(同午前10時4分)が150%に達した。 岡山駅の新幹線ホームや改札口は、列車が到着するたびに帰省客らでごった返した。岡山県吉備中央町の祖父母宅に向かう福岡市の小学5年男児(10)は「花火や、ラーメンを食べに行くのが楽しみ」。赤磐市に家族と帰省する会社員男性(35)=さいたま市=は「同級生と会うなど、のんびり過ごしたい」と話した。 岡山空港は東京発の計10便がほぼ満席。岡山市に住む両親の出迎えを受けたパート女性(35)=東京都=は1歳4カ月の長女を抱き「やっぱり古里が落ち着きます」。 山陽自動車道下り線は午前10時半ごろ、岡山市の笠井山トンネルを先頭に最大32キロの渋滞が発生した。 各交通機関によると、Uターンは15日を中心に混み合う見通し。