「子どもの未来を守る社会」をテーマにした講演会(岡山県青年司法書士協議会主催)が11日、岡山市内であり、岡山子どもの貧困対策ネットワーク会議の直島克樹代表(川崎医療福祉大講師)らが子どもの貧困の現状と課題について報告した。 直島代表は、子どもの貧困の根底にはさまざまな問題が絡んでいるとし「支援に関する行政の縦割りを是正することなどが必要」と訴えた。 また共働き世帯が増える中、夫婦のどちらかが病気などで働けないと生活が破綻する「リスク社会」になっているとも指摘。「子どもが幼い頃から専門家が家庭の支援に携わるなど社会全体で支える地域づくりが不可欠だ」と述べた。 倉敷市生活自立相談支援センターの池田朋宏センター長は、ひとり親支援の実情について講演。母親の就業状態が不安定なため「子どもの養育に不安を訴えるケースが多い」と説明し「地域の中でひとり親家庭が頼れる場所があれば子どもの豊かな成長につながる」と強調した。 「子どもを核としたまちづくり」をテーマにした泉房穂・兵庫県明石市長の講演もあった。