盆の入りの13日、岡山県内各地の霊園や寺院には家族連れらが墓参りに訪れた。故人をしのんで静かに手を合わせ、先祖を供養した。 岡山市中区平井の東山墓地では、大勢の市民らが早朝から姿を見せた。墓石にひしゃくで水を優しく掛けたり、果物や菓子などを供えたりした後、線香を手向け、目を閉じて合掌していた。 夫らと来ていた自営業女性(54)=同市北区=は「家族みんな健康に過ごし、(祖父が始めた)家業もなんとか順調にやっていますと先祖に伝えました」。兄の墓に手を合わせていた同市南区、男性(75)は「兄と一緒に酒を飲んだり、旅行に出掛けたりしたことを思い出します」と懐かしんだ。