真庭市江川の岩元志げ子さん(85)が14〜21日、自宅を〝ギャラリー〟として初の個展を開く。長年取り組んできた日本画と俳画計44点を展示。岩元さんは「これまでの集大成。ぜひ訪れて」と呼びかけている。
30代以降、俳画や水墨画など創作活動に励んできた岩元さん。1998年から専念する日本画では、県展で4回の入選を果たした。看護師、ケアマネジャーと忙しく働きながら限られた時間に絵を描き続け、月1枚のペースで作品を仕上げることもあったという。
近作が中心の今展は、自宅の1、2階に自然の迫力を緻密に描いた作品を多く並べる。コケにびっしりと覆われた切り株と木の根が目をひく「盛衰」は、かつての大樹とコケの生命感を対比させ世の無常を感じさせる。神庭の滝(同市神庭)を描いた「ライトアップの滝」は闇に紛れる木々の深緑に、照らされた名瀑の美しさが映える秀作だ。
岩元さんは「創作は自分を支えるもの。元気な間はずっと描き続けたい」とほほ笑む。
会場は真庭署から北東へ約150メートルの国道181号沿い。会期中は自宅前に案内板を出す。(中浜汐里)


プロバイダならOCN















