第99回全国高校野球選手権岡山大会第3日は16日、倉敷マスカットスタジアムなど県内3球場で1回戦7試合があった。 勝山は右腕谷口の好投で岡山東商に2—1で競り勝った。商大付—共生は1回に3点を先制した商大付が5—2で勝ち、4年ぶりに初戦突破。打線がつながった操山は美作を12—2の五回コールドで退け、邑久は天城を5—4で振り切った。総社南、津山工、瀬戸も2回戦に勝ち上がった。 ▽1回戦勝山 接戦を制す岡山東商000000001|100101000X|2勝山▽二塁打 藤原、柴田(岡)、藤木▽暴投 雄龍 【評】勝山が接戦を制した。三回、二塁打の藤木をバントで送って1死三塁とし、谷口の右前打で先取点を挙げた。五回は相手投手の乱調につけ込み、4四球による押し出しで加点。主戦の谷口は打たせて取る投球で好投し、バックは無失策でもり立てた。 岡山東商は本来の打撃ができず、九回、代打柴田の適時二塁打で1点を返すにとどまった。商大付 初回の攻撃で主導権握る共生001000010|230000110X|5商大付▽三塁打 西川▽二塁打 岡本知、金丸2、近藤▽捕逸 守安 【評】商大付は一回の攻撃で主導権を握った。この回、1死二塁から西川の左中間三塁打で先制。さらに笠井の左前打、金丸の二塁打で2点を追加した。六回は浦上、七回は金丸の適時打で突き放した。主戦岩永は9安打を浴びながら2失点で完投した。 共生は八回1死一、二塁で津上が右前適時打を放つも後続が倒れ、反撃ムードがしぼんだ。操山 相手投手陣打ち崩す美作00101|233042x|12操山(五回コールド)▽二塁打 太田、山口(操)松井 【評】操山が相手投手陣を打ち崩し、大勝した。一回は無死一、二塁から太田の右越え二塁打と清野の中前打で3点を先制。その後も攻め手を緩めず、二回に3点を加えると、四回は山口、王尾の連続適時長短打などで4点を挙げた。計13安打の打線は上位から下位までよく振れていた。 美作は序盤の大量失点で流れをつかめず、3投手の継投も実らなかった。邑久 ミスを突き逃げ切る天城000100201|402030000X|5邑久▽本塁打 松家▽三塁打 頼藤▽二塁打 西口、藤原3、奥田▽捕逸 中川 【評】相手ミスを突いた邑久が逃げ切った。二回1死二塁から藤原の左翼線二塁打と敵失で2点先制。四回は先頭の小椋が振り逃げで出ると、藤原、頼藤、奥田の3長打に敵失も絡めそつなく3点を加えた。頼藤は被安打4、自責点2で完投。 天城は1—5の七回1死一塁から松家が左越え本塁打。九回も1点を返したが及ばなかった。瀬戸 五回まで毎回得点吉備高原学園0000000|0111310X|7瀬戸(七回コールド)▽二塁打 福重、平尾 【評】瀬戸が五回まで毎回得点してコールド勝ち。一回に1死一、三塁から中永が左越え適時打を放ち先制。四回は1死から死球と安打で二、三塁とし、竹下のスクイズや友国の適時打などで3点を加え、突き放した。投げては伊賀、小林の継投で無得点に抑えた。 吉備高原は先頭打者が5度出塁したが、生かせなかった。総社南 九回に勝ち越し総社南000002001|3002000000|2岡山▽三塁打 尾上▽二塁打 山地▽暴投 石崎 【評】総社南が接戦をものにした。2点を追う六回、2死一、二塁から尾上が三塁打を放ち同点。九回は先頭山地の二塁打などで1死二、三塁とし、四元の中犠飛で勝ち越した。主戦三宅は緩急を使って打たせて取り、2安打2失点の好投。 岡山は三回に安東の2点適時打で先制したが、八回2死満塁を生かせず。粘投を続けた左腕石崎を援護できなかった。津山工 安打集め突き放す津山工000011122|7000001000|1白陵▽三塁打 磯山、大山▽二塁打 川島2、井上2、小島▽暴投 井平、金田 【評】津山工が六回以降に11安打を集め、突き放した。2—1の七回、2死から磯山の右越え三塁打を足場に1点追加。八回は小島と妹尾の適時長短打、九回は大山、川島、井上の3連続長打などで加点した。 白陵は六回、篠倉の適時打で1点を返し、なおも1死満塁でスクイズや走塁のミスが相次ぎ同点機を逸したのが痛かった。