岡山県教委は、子どもたちのスマートフォンの使い方についてルールを設けるよう保護者に求めるチラシ「我(わ)が家のスマホ・ネットルール」を作成した。インターネット上のトラブルを未然に防ぐため、県内の全公立小中高校、特別支援学校の保護者に配布する。 スマホをはじめ、携帯型のゲーム機、音楽プレーヤーなどネット接続が可能な端末があればトラブルが起きる可能性があると説明。保護者に対して「子どもの一番身近にいる大人として、まずは家庭のルールづくりについて取り組みませんか」と提案している。 具体的には「子どもも納得するルールを」「守るよう声をかけたり、ほめたりすることが大切」とアドバイス。「食事中は使用しない」「寝るときは居間に置いておく」といった例も挙げた。 県教委が昨年12月に行った調査で「家庭のルールがある」との回答は小学生60・0%、中学生47・1%、高校生20・4%だった。県教委生徒指導推進室は「ルールの必要性をしっかり認識し『うちはできている』と思っていることもいま一度振り返ってみてほしい」としている。 A4判両面カラー。各校にデータで配布し、個人懇談などを通じて手渡す。県教委のホームページにも掲載する。学校持ち込み原則禁止徹底へ対応検討 子どもたちとスマートフォン・携帯電話を巡っては、国公私立小中学校への持ち込みを「原則禁止」とした2009年の文部科学省通知が徹底されていないとして、竹井千庫県教育長が対応を検討する意向を示している。 14日の県議会文教委員会では委員が「(スマホを巡る子どもたちのトラブルが)社会問題化している。学校でのスマホの取り扱いについて発信した方がいい」と指摘。竹井教育長は文科省通知の内容を説明した上で「きちんとできていない所がある。市町村教委ともう一度、実施状況を勘案しながら相談し、どんな方法(で周知するの)がいいか検討していきたい」と述べた。 昨年12月の県教委調査によると、スマホ・携帯の所持率は小学生31・6%、中学生53・2%。