伊豆の東海岸ではいま、ブリがたくさん獲れ、漁業関係者が活気づいています。桜が咲くころにやってくることから「さくらブリ」と呼ばれ、春の訪れを告げる風物詩です。

静岡県伊東市富戸の沖合、300メートルに設置してある定置網です。「ヨーイト」の掛け声に合わせて漁師が引き上げる網の先に見えてきたのは…。

<伊東支局 神谷修二記者>
「体長1メートルはあるでしょうか、大きなブリがはねています」
<漁師>
「6キロ〜7キロぐらいですかね」

定置網には、3月ごろからブリが入り込み、たくさん獲れているといいます。

<城ケ崎海岸富戸定置網株式会社 秋元正樹漁労長>
Q例年と比べて?
「ちょっと早いかもしれないけど、まあだいたいこんなもん。桜が咲くころにやってくるさくらブリです」

桜の開花に合わせるように網に入ることから地元では「さくらブリ」と呼ばれます。まるまる太ったさくらブリ。味は、どうでしょうか。

<赤沢丸昌 三村晃一さん>
「富戸の定置網のブリです。けさ獲れたものです。脂乗ってます。すごいです、きょうのは大当たりです」

伊東市赤沢の「赤沢丸唱」では、新鮮なブリを刺身やしゃぶしゃぶで提供しています。

<伊東支局 神谷修二記者>
「おいしい!脂がすごい乗ってて絶品です」

伊東市新井の地方卸売市場伊東魚市場には、東伊豆沿岸で定置網漁をする船が集まってきます。

<漁業関係者>
「最近多いですね。きょうも結構多いですよ。こんな感じで」
「各定置網全部ブリなんで。いま最盛期です」

この日は、およそ7トンのブリが持ち込まれました。競り落とされたブリは市内の飲食店やスーパーをはじめ、関東方面にも出荷されます。この盛り上がりは、もう少し続くとみられ、関係者は脂の乗ったおいしいブリを味わってほしいと話していました。