10月、加工食品や酒類ほか6532品目が値上げ

食品の値上げが止まりません。2022年10月には飲料やビール、加工食品など今年最多となる6532品目の値上げがあり、 帝国データバンクは、家計負担が平均で月5,730円、年68,760円増えるという試算を発表しました。

家計負担額を食品分野別にみると、加工食品が2,560円の増加で最も多く、次に酒類・飲料が1,285円、菓子が814円の増加となっています。

このことから、冷凍食品やハム、ソーセージなどの加工食品、酒類・飲料、菓子の対策を取ることで節約効果は高まりそうです。

【加工食品の対策】
加工食品の中でも冷凍食品の値上げ幅が大きいため、お弁当用食材や、レンジで温めるだけのパスタなどは特売の時に多めに買う、または利用を少し控えて、手作りを心掛けるといいでしょう。

【酒類・飲料、菓子の対策】
これらの嗜好品は、買いだめするほど、摂取量が増える傾向にあるので、必要なときに必要な分だけを購入するようにしましょう。もしくはこれを機会に健康のために摂取量を減らすなど、ライフスタイルを見直すこともおすすめします。

11月は牛乳・ヨーグルトも値上げ対象に

以下は現時点で、11月に値上げが予定されている主な食品です。特に牛乳やヨーグルトを毎日摂取する家庭には家計への影響が大きいため、豆乳で代用するなどの工夫も効果的です。

<11月に値上げが予定されている食品>
▽永谷園…お茶漬け、即席みそ汁、すし商品 5〜11%の値上げ
▽アヲハタ…ジャム 4〜12%の値上げ
▽エバラ食品工業…焼肉のたれ 7〜10%の値上げ
▽ミツカン…ごましゃぶのたれ、食酢ドリンク、レモン果汁 5〜13%の値上げ
▽明治…牛乳、ヨーグルト、プロテイン飲料、育児用ミルク 2〜7.5%の値上げ
▽森永乳業…牛乳、ヨーグルト、育児用ミルク 3.6〜10.5%の値上げ
▽雪印メグミルク…牛乳、ヨーグルト 4〜12.5%の値上げ
▽大塚製薬…オロナミンC、ファイブミニ 14%の値上げ
▽月桂冠…日本酒等 3〜14%の値上げ
▽カルビー…かっぱえびせん、サッポロポテト、おさつスナック 10〜20%の値上げ
▽ミスタードーナツ…ポン・デ・リング、フレンチクルーラー等 7.4%の値上げ

価格に変動がなくても、内容量が減っている場合もあるので、価格と内容量を他の商品と比較しながら買い物をするといいでしょう。

対策1. 食品を無駄にしない、お得で賢い買い物を

郊外型ドラッグストアやディスカウントストアは、食品の品揃えが多く低価格!メーカー品以外のPB(プライベートブランド)商品も充実しているため、こうした店舗をメインに買い物をすると節約効果が上がります。

せっかく、お得に買った食材も使い切れずに捨ててしまってはお金の無駄なので、必ず冷蔵庫内をチェックして余っている食材があれば使い切れるような献立にしましょう。

買いだめをする場合は、先に献立を考えてから。 買い物は、途中で献立の変更や買い足しの融通が利く週2回の頻度がおすすめ。

低価格で価格変動の少ない冷凍野菜・カット野菜、キノコ類・もやし・かいわれ大根等で作れる定番レシピ(野菜炒め等)があると、あと一品という時に助かります。

対策2. マイナポイント、家族4人なら8万円に!

今年最大の“ポイ活”はマイナポイントです。マイナンバーカードを作り、電子マネーやクレジットカードに紐付けて利用またはチャージを行うと、最大5000円のポイント付与。さらに健康保険証登録で7,500円、公金受取口座登録で7,500円分のポイント付与なので、合計20,000円分のマイナポイントがもらえます。

子どももOKなので、家族4人なら8万円分、 8万円もあれば1カ月分の食費が十分賄えます。今年12月末までにマイナンバーを取得した人だけが対象になるので、忘れずに申請しましょう。

対策3. ふるさと納税は使用頻度の高い返礼品を選んで

節税だけでなく、お得に返礼品を手に入れられる「ふるさと納税」も上手に活用したいところ。返礼品には、お米など食品の中でも特に使用頻度の高いもののほか、今回値上げした加工食品や酒類を選ぶといいでしょう。

対策4. 物価上昇に対しては、攻めの姿勢も大切

物価上昇(インフレ)時は、金融商品や不動産といった資産の価格も上がりやすくなるため、資産を保有している人はその恩恵を受けることができます。「NISA」や「iDeCo」など資産運用の制度が整ってきたいま、資産運用の勉強を始めてさらなる物価上昇に備えるのも一つの手段です。