サッカーJリーグ・清水エスパルスの新たなスタジアムについて、静岡市民が静岡市の田辺信宏市長に要望です。J2降格が決まったばかりですが、それでも、地元はエスパルスを核とした新たなまちづくりに大きな期待を寄せています。

11月8日、静岡市の田辺市長に要望書を手渡したのは、「新サッカースタジアムを考える会」の代表や「清水商店街連盟」の会長たちです。

<新サッカースタジアムを考える会 村上信也代表>
「清水の経済、特に商店街が衰退している。(新スタジアムが)起爆剤となって清水の経済が活性化するのではないか」

JR清水駅の東側にエスパルスの新スタジアムを建設するとともに、新たなまちづくりを市に主導するよう求めました。

<瀬崎一燿アナウンサー>
「清水駅前銀座商店街です。何人か人の姿はありますが、少し寂しさを感じます」

新型コロナの影響もあり、清水の街はいま、元気がありません。それだけに新スタジアムは、まさに希望の光です。

<商店街の店の人>
「試合のない日でも人が集まって楽しめるのは、商店街としても希望ですからね」
「(新スタジアム建設は)私は大賛成。サッカーのまちですから、そこで海が見えて富士山が見えるってのは素敵だなと思います」

なぜ、ここまで期待を寄せるのか。それは新スタジアム候補地の場所です。10月の検討委員会で、清水駅そばのエネオスが所有する製油所跡地に実質的に一本化されました。この製油所跡地は、駅や清水の街なかからのアクセスの良さはもちろん、スタジアムを核とした新たな観光拠点の創出にも期待が持たれているのです。

<静岡市 田辺信宏市長>
「(静岡市が目指す)究極の『まちは劇場』がスポーツ観戦。何万人もが来る。これからは複合型(スタジアム)を作らなければいけない」

ただ、建設には数百億円という多額の費用が必要で、市の財政が厳しい中、田辺市長は「民間主導での建設」を目指すとしています。

<新サッカースタジアムを考える会 村上信也代表>
「サッカースタジアムができて、あそこでサッカー観戦ができるようになれば、ますます興味を持って、エスパルスを応援し、清水も真のサッカー王国になりうる」

市は今後パブリックコメントで市民の意見を聞きながら、まちづくりも重視した新スタジアム構想を練り上げていくことになります。