リニア中央新幹線のトンネル工事に伴う水資源への影響について、12月3日、静岡県島田市で国の有識者会議の委員と大井川流域の首長が初めて直接意見交換をしました。

この意見交換会は、大井川流域の首長側が国に要望したもので、国交省の有識者会議の委員と鉄道局の幹部らが出席しました。委員側と大井川流域の市長、町長が直接意見を交わすのは今回が初めてで、市長たちは有識者会議で2021年12月にまとめられた中間報告に対する質問をしました。

また、県境を越えたボーリング調査やJR東海側が示す大井川の水量を確保するための「田代ダム案」についても有識者から説明を受けたということです。

<有識者会議 福岡捷二座長>
「具体的に市長、町長がどんなことを住民とともに苦労しているのか直々に聞かせていただきました。JR東海には(住民の)懸念や痛みをわかった上でコミュニケーションをとって努力してほしいと強く感じた」

島田市の染谷絹代市長は、今後も有識者などと意見交換する機会を必要に応じて設けたいとしています。