2021年7月、静岡県熱海市で起きた熱海土石流災害で、2023年1月18日に行方不明だった太田和子さんの骨の一部が見つかった熱海港の土砂仮置き場で、警察は2月20日、捜索活動を行なっています。捜索が必要な土砂は残りわずかで、この場所での活動は20日中に終える見通しです。

熱海港の土砂仮置き場では、1月18日に警察が行方不明となっていた太田和子さんの骨の一部を発見。熱海市は2月10日、災害死と認定しました。

20日は静岡県警の機動隊員や熱海警察署員など20人が残りわずかとなった土砂を手がかりとなるものはないか丁寧に探しました。警察は、これまでに延べ2万4000人を動員して捜索活動を実施。調べた土砂は全体で約3万立方メートルに及びます。

警察は今後も捜索を続けていくとしていますが、太田さんの骨の一部が見つかった熱海港の土砂仮置き場での捜索は20日中に終える見通しで、活動は一つの区切りを迎える事になります。