いわゆる「袴田事件」の再審=裁判のやり直しをめぐり、静岡地方裁判所は初公判の候補日として10月27日を挙げ2024年3月までに審理を終えたい意向を示しました。
弁護団によりますと、静岡地裁は9月12日の三者協議で、やり直し裁判の初公判の候補日として10月27日を挙げ、2024年3月27日までに審理を終えたいとする意向を検察と弁護団に示したということです。
弁護団は判決の時期について、希望的観測とした上で6月下旬になると想定しています。
<袴田巖さんの姉 ひで子さん(90)>
「57年だろうが58年だろうがもう終わると思うと本当にうれしい。今から嬉しくてしょうがない」
早ければ9月27日に行われる次の三者協議で初公判の日程が決まります。