自動車の運転支援機能などに用いる電子製品を手掛ける北京経緯恒潤科技(688326/上海)が4月19日、上海証券取引所の科創板に新規上場した。公開価格121.00元に対し、初値は15.61%低い102.11元だった。

 同社は2003年設立の民営企業で、20年に株式会社化した。総合的な電子システム技術サービス業者として、自動車の運転支援機能、ハイエンド機器、無人輸送などの分野に特化して電子製品、研究開発サービス、ソリューションプランを提供する。一汽集団、中国重型汽車集団、上海汽車集団、広州汽車集団、ナビスターなど国内外の各種完成車メーカーや、イナルファ、グルーポアントリン、ボルグワーナーなど国際的な大手自動車部品メーカーを顧客に持つ。

 2021年12月期の売上高は32億6236万元(前期比31.61%増)、純利益は1億4618万元(同98.37%増)。22年1〜3月期の業績予測では、売上高が6億6000万〜7億2000万元(前年同期比1.18〜9.41%減)、純損失が2000万〜4000万元(前年同期は3232万元の純利益)となっている。
 
 新規上場に伴い調達予定の50億元(約1000億円)は、約43%の21億3098万元を江蘇省南通市の自動車電子製品生産拠点プロジェクトに、約29%の14億6534万元を天津市の研究開発センタープロジェクトに、約8%の4億748万元をデジタル化能力向上プロジェクトに用いる。(編集担当:今関忠馬)(イメージ写真提供:123RF)