深セン証券取引所の創業板に上場している、恵州億緯鋰能(300014/深セン)は4月27日、四川省成都市に年産50ギガワット時のリチウム動力蓄電池生産拠点を建設するプロジェクトを発表した。

 同社は2001年設立の民間企業で、2009年10月に深セン創業板に上場した。リチウム一次電池や小型リチウム電池、三元系円筒型電池などのコンシューマー向け電池、新エネルギー車向け電池やエネルギー貯蔵用電池の研究開発、生産、販売を手掛ける。2021年12月期の売上高は168億9980万元(前期比107.06%増)、純利益は29億579万元(同75.89%増)。22年1〜3月期の売上高は67億3393万元(前年同期比127.89%増)、純利益は5億2116万元(同19.43%減)。
 
 公告によれば、同社は成都市竜泉駅区の成都経済技術開発区管理委員会との間で、現地に年産50ギガワット時の動力用蓄電池生産拠点および成都研究院を建設する提携合意文書に署名する。プロジェクト総額は200億元、工期は2期に分かれており、第1期では100億元を投じて年産20ギガワット時の生産ラインを、第2期では100億元を投じて年産30ギガワット時の生産ラインを建設する予定だ。具体的な着工時期、生産開始のスケジュールは明らかにしていない。
 
 大規模なプロジェクトについて同社は、動力用蓄電池事業の戦略配備を加速させ、リチウムイオン電池生産、研究開発分野の全体的な発展、新エネルギー事業における影響力、総合的な競争力を高めるとしている。(編集担当:今関忠馬)(イメージ写真提供:123RF)