化学工業の国際物流サービスを手掛ける永泰運化工物流(001228/深セン)が4月29日、深セン証券取引所のメインボードに新規上場した。公開価格30.46%に対し、初値は19.99%高い36.55元だった。取引開始後にさらに上昇し、前場に値幅制限いっぱいとなる同43.99%高の43.86元に到達した。

 同社は2002年設立の民営企業で、19年に株式会社化した。化学工業分野の国際物流サービス企業であり、物流サービス、危険物倉庫、危険物輸送車、工業団地の化学工業総合物流拠点といった自前のリソースと、国際海運、通関サービス、第三者倉庫・輸送車両などの外部資源を組み合わせ、自社の「運化工」プラットフォームを通じてプロフェッショナルで安全、高効率な物流プランニング、価格オファーや輸送便の手配、国内輸送、倉庫保管、通関、港湾サービス、国際海運、物流情報モニタリングと国際物流のあらゆるセクションを網羅した総合サービスを提供する。
 
 2021年12月期の売上高は21億4457万元(前期比125.20%増)、純利益は1億6754万元(同125.77%増)。22年1〜3月期の業績予測は、売上高が約6億3890万〜7億615万元(前年同期比75.24〜93.68%増)、純利益は4682万〜5303万元(同73.72〜92.01%増)となっている。
 
 新規上場に伴い調達予定の6億7170万元(約132億円)は、約22%の1億5070万元を寧波物流センター改良建設プロジェクトに、約13%の8783万元を「運化工」ワンストップ式可視化物流ECプラットフォームプロジェクトに、約9%の6281万元を物流輸送力向上プロジェクトに、約42%の2億8034万元を化学工業物流設備調達プロジェクトに用いる。(編集担当:今関忠馬)(イメージ写真提供:123RF)