深セン証券取引所のメインボードに上場している、江西海源複合材料科技(002529/深セン)が6月1日、600メガワット規模の高効率ヘテロ接合(HJT)太陽電池生産ライン建設プロジェクトを発表した。

 同社は2003年に福建海源自動化機械設備有限公司として設立、10年に深センメインボードに上場した。18年に福建海源複合材料科技へと名称変更し、21年11月に現社名となった。軽量化複合材料、太陽光発電モジュール、機械設備の開発、生産、販売を主業務としている。軽量化複合材料は建築用複合材料および自動車の車体・部品用複合材料を手掛けている。
 
 2021年12月期の売上高は2億5393万元(前期比15.44%減)、純損益が1億945万元(前期は3286万元の純利益)。22年1〜3月期の売上高は9164万元(前年同期比41.80%増)、純利益は153万元(前年同期は303万元の純損失)。
 
 公告によれば、同社は完全子会社である新余賽維持電源科技有限公司が今年4月に設立した新余賽維能源科技有限公司を投資主体とし、江西省新余市国家級ハイテク開発区に容量600メガワットのHJT生産ラインを建設する。総投資額は3億5480万元で、建設期間は18か月の予定。
 
 プロジェクトについて同社は、会社の将来的な発展を見据えたものであり、順調に実行されれば同社の新エネルギー産業戦略が最適化され、大規模な発展の実現を推進することが期待できるとした。また、会社の経済的なメリットを高めるとともに、業界内の淘汰が進んでいる太陽光発電分野において産業チェーンを拡大して製品構成を改善し、競争力を強化することにも繋がると説明している。(編集担当:今関忠馬)(イメージ写真提供:123RF)