スマート倉庫物流システムを手掛ける合肥井松智能科技(688251/上海)が6月6日、上海証券取引所の科創板に新規上場した。公開価格35.62元に対して初値は51.74%高い54.05元だった。終値は同56.54%高の55.76元だった。

 同社は2007年設立の民営企業で、20年に株式会社化した。スマート倉庫物流の設備、ソフトウェア、システムの研究開発、設計、販売、およびスマート倉庫物流ソリューションプランの提供を主業務としている。21年の売上構成は、スマート倉庫物流システムが85.85%、スマート倉庫物流設備が14.15%。
 
 同社は幅広い製造業分野の顧客に対しスマート倉庫物流システムソリューションを提供する能力を持つとともに、自社開発のAGV(無人搬送車)車載制御システムを開発するなど高い技術力を持つ。

 2021年12月期の売上高は5億3864万元(前期比34.08%増)、純利益は6828万元(同27.23%増)。22年1〜3月期の売上高は8006万元(前年同期比953.52%増)、純利益は1617万元(前年同期は891万元の純損失)。
 
 新規上場に伴い調達予定の3億3837万元(約66億円)は、約41%の1億3977万元をスマート物流システム生産拠点の技術改良プロジェクトに、約23%の7860万元を研究開発センター建設プロジェクトに用いる。(編集担当:今関忠馬)(イメージ写真提供:123RF)