南京騰亜精工科技(301125/深セン)が6月8日、深セン証券取引所の創業板に新規上場した。公開価格は22.49元に対し、初値は72.43%高い38.78元だった。終値は同61.45%高の36.31元だった。

 同社は2000年設立の民営企業で、19年に株式会社化した。釘打ち器具および建築用金属製品の研究開発、生産、販売を主業務としており、釘打ち器具の主力製品はガス釘打ち機および釘、ガスボンベで、自社ブランド製品で中国国内市場シェアを獲得するとともに、釘打ち機用の釘およびガスボンベはODM形式にて欧州市場で販売されている。また、新世代の電動釘打ち機として、リチウムイオン電池電動釘打ち機の開発も手掛ける。20年におけるガス釘打ち機の世界市場シェアは9.57%、ガスボンベは2.33%。
 
 建築用金属製品の主要製品はダクト、点検用パネル、サポートアングルなどで、主に日本の家屋に特化した製品をODM形式にて生産し、日本の複数のホームセンターに提供しているほか、日本の大手建築会社のサプライチェーンにも採用されている。
 
 2021年12月期の売上高は4億7974万元(前期比30.64%増)、純利益は5447万元(同1.19%減)。22年1〜3月期の売上高は1億87万元(前年同期比3.52%減)、純利益は1242万元(同7.47%減)。
 
 新規上場に伴い調達予定の3億7524万元(約75億円)は、約21%の8000万元を気動工具工場建設プロジェクトに、約64%の2億4027万元を高品質非鉄金属、気動工具消耗材・部品製造拠点プロジェクト、約15%の5497万元を研究開発センター・情報化建設プロジェクトに用いる。(編集担当:今関忠馬)(イメージ写真提供:123RF)