精密金属部品メーカーの浙江栄億精密機械(873223/北京)が6月9日、北京証券取引所に新規上場した。公開価格3.21元に対し、初値は43.30%高い4.60元だった。終値は同40.19%高の4.50元だった。
 
 同社は2002年設立の民営企業で、18年に株式会社化した。精密締め具、接合具、構造部品などの精密金属部品の製造、販売を主業務としており、3C、自動車、通信、電力設備などの分野の顧客向けに製品を提供している。3C向け製品ではノートパソコン外部ケースの銅釘およびノートパソコンプリント基板(PCB)表面のSMDナット、自動車用製品はバッテリー端子、回転子接続ピン、ウォッシャーノズル、新エネルギー自動車用コイルなどである。高い研究開発力、技術力を持ち、3C分野、自動車分野いずれにおいても国内外の大手企業を顧客としている。
 
 2021年12月期の売上高は2億6102万元(前期比51.84%増)、純利益は2298万元(同0.89%増)。
 
 新規上場に伴い調達予定の2億元(約40億円)は約63%の1億3500万元を年産3億点の精密部品インテリジェント工場建設プロジェクトに、約14%の2800万元を研究開発センター建設プロジェクトに用いる。(編集担当:今関忠馬)(イメージ写真提供:123RF)