深セン証券取引所のメインボードに上場している、潤建股フェン(002929/深セン)が6月15日、広西チワン自治区南寧市で34億元を投じて550メガワットの新エネルギー発電設備を建設するプロジェクトを発表した。
 
 同社は2003年設立の民営企業で、18年3月に深センメインボードに上場した。通信ネットワークの建設、維持、最適化のサービス提供を主業務としており、風力発電、太陽光発電によるエネルギーネットワークの構築と運営・維持も手掛けている。2021年12月期の売上高は66億232万元(前期比57.47%増)、純利益は3億5298万元(同47.88%)。22年1〜3月期の売上高は17億297万元(前年同期比43.27%増)、純利益は1億257万元(同48.38%増)。
 
 公告によれば、同社は先日南寧市良慶区人民政府との間で風力発電・エネルギー貯留一体化プロジェクト、地上太陽光発電プロジェクト、屋上分散型太陽光発電プロジェクトの3つのプロジェクトに関する提携枠組み合意文書に署名した。風力発電・エネルギー貯留一体化プロジェクトは約28億元を投じて容量400メガワットの設備を建設、地上太陽光発電プロジェクトでは約3億2000万元を投じて容量80メガワットの設備を、屋上分散型太陽光発電プロジェクトでは約2億8000万元を投じて容量70メガワットの設備を建設する。3つのプロジェクトの総投資額は約34億元、建設する発電設備の総容量は550メガワットにのぼる。
 
 プロジェクトについて同社は、国の脱炭素化の方針に呼応するとともに現地の資源の有効活用、現地経済の発展促進を実現するとしたほか、同社のエネルギーネットワーク事業の重要プロジェクトとして、新エネルギー発電所の事前開発から建設、運用、メンテナンスに至るまでの全ライフサイクルにおいてサービスを提供すると説明。プロジェクト実施により業務経験の蓄積、技術者のブラッシュアップ、全体的なサービス能力向上を図り、新エネルギーネットワーク管理分野におけるブランド認知度を向上させ、さらなる業績拡大に繋げるとした。(編集担当:今関忠馬)(イメージ写真提供:123RF)