電線・電気ケーブルメーカーの浙江晨光電纜(834639/北京)が7月12日、北京証券取引所に新規上場した。公開価格は4.30元に対し、初値、終値とも同値の4.30元だった。
 
 同社は1984年に設立した浙江省平湖電線廠を前身として2000年に設立された民営企業で、06年に株式会社化した。電線・電気ケーブルの研究開発、生産、販売を主業務としており、500キロボルト以下の超高圧、高圧電力ケーブル、中低圧電力ケーブル、設備用電線・電気ケーブル、架空絶縁電気ケーブルなどが主力製品であり、これまで、国家電網、南方電網といった国有大手電力会社のほか、北京夏季・冬季五輪、上海万博、上海ディズニーランド、北京APECサミット、杭州G20サミット、北京大興国際空港などの国家級大型プロジェクトで利用されてきた。21年12月期の売上構成は電力ケーブルが84.34%で、特に6〜35キロボルトの中圧ケーブルが44.01%と半数近い売上を占めている。
 
 2021年12月期の売上高は21億1529万元(前期比6.60%増)、純利益は6056万元(同21.00%増)。22年1〜3月期の売上高は3億529万元(前年同期比5.83%減)、純利益は435万元(前年同期は378万元の純損失)。
 
 新規上場に伴い調達予定の2億6705万元(約54億円)は、約54%の1億4510万元を鉱物絶縁ケーブル建設プロジェクトに、約8%の2195万元をインテリジェントネットワーク建設プロジェクトに用いる。(編集担当:今関忠馬)(イメージ写真提供:123RF)