送配電・制御設備メーカーの科潤智能制御(834062/北京)が7月13日、北京証券取引所に新規上場した。公開価格は4.30元に対し、初値は4.42%低い4.11元だった。終値は同1.16%安の4.25元となっている。
 
 同社は2004年に江山科潤電力設備有限公司として設立した民営企業で、15年に株式会社化、18年に現社名となった。変圧器、高圧・低圧スイッチ設備、移動式変電所などの屋外設備といった送配電の重要設備の研究開発、製造、販売を主業務としており、製品は都市や農村の電力ネットワークプロジェクト、建築や交通の配電、工業や電気の自動化制御などの分野に広く応用されている。2021年12月期の売上構成は、変圧器が42.95%、高圧・低圧スイッチ設備が34.82%、屋外設備が19.85%。最大の顧客は国家電網で売上の30%前後となっており、中国国内の電力企業、電力設備企業を中心に多くの取引先を持っている。 
 
 2021年12月期の売上高は6億5121万元(前期比13.98%増)、純利益は4321万元(同14.92%減)。22年1〜3月期の売上高は1億3651万元(前年同期比65.93%増)、純利益は322万元(同134.58%増)。
 
 新規上場に伴い調達予定の1億5236万元(約31億円)は、約74%の1億1236万元を年産500kVa省エネ型変圧器生産ライン建設プロジェクトに用いる。(編集担当:今関忠馬)(イメージ写真提供:123RF)