調味料などの食品を製造する上海宝立食品科技(603170/上海)が7月15日、上海証券取引所のメインボードに新規上場した。公開価格10.05元に対し、初値は20%高い12.06元だった。取引開始後さらに上昇し、終値は値幅制限いっぱいとなる同43.98%高の14.47元だった。
 
 同社は2001年設立の民営企業で、17年に株式会社化した。食品調味料の研究開発、生産、技術サービスを主業務としており、飲食企業、食品メーカー、一般家庭消費者向けに質の高い製品を提供している。複合調味料、ソースパウチ製品、衣用の粉末、パン粉、漬け込み調味料、ドレッシング、ジャム、果物の缶詰、即席食品・飲料などが主な製品で、取扱商品は1000種類を超える。また、ケンタッキーフライドチキン、マクドナルド、ディコス(四川省発祥のファストフード大手)、バーガーキング、ドミノピザ、聖農食品など国内外の大手飲食チェーン店、食品加工メーカーとの取引関係を持つ。
 
 2021年12月期の売上高は15億7770万元(前期比74.37%増)、純利益は1億8541万元(同38.24%増)。22年1〜3月期の売上高は4億2396万元(前年同期比31.94%増)、純利益は4185万元(同18.14%減)。
 
 新規上場に伴い調達予定の3億3512万元(約69億円)は、約54%の1億8000万元を浙江省嘉興市の生産拠点建設プロジェクトに、約7%の2300万元を情報化センター建設プロジェクトに用いる。(編集担当:今関忠馬)(イメージ写真提供:123RF)