深セン証券取引所の創業板に上場している、長沙岱勒新材料科技(300700/深セン)が7月18日、2022年1〜6月期の業績予測を発表し、前年同時期の赤字から黒字に転換する見込みを示した。
 
 同社は2009年設立の民営企業で、17年9月に深セン創業板に上場した。太陽光発電用シリコンウエハーや、LED照明などに用いるサファイヤウエハーを切削する際に用いるダイヤモンドワイヤーの研究開発、生産、販売を主業務としている。20年12月期、21年12月期いずれも売上の95%以上がダイヤモンドワイヤーによるものだ。
 
 2021年12月期の売上高は2億7070万元(前期比11.45%増)、純損失が7812万元(前記は150万元の純利益)。22年1〜3月期の売上高は1億2267万元(前年同期比175.75%増)、純利益は1350万元(前年同期は609万元の純損失)。
 
 18日に発表した22年1〜6月期の業績予測では、純利益が3950万〜4350万元(前年同期は1690万元の純損失)となった。損益が大幅な黒字になった要因について同社は、当期の注文が飽和状態になるほど旺盛だったこと、生産能力が順調に増加したことで主要製品であるダイヤモンドワイヤーの生産、販売量が前年同期に比べて大幅に増加したと説明。また、コストのコントロール、生産能力拡大によるスケールメリットの顕在化も相まって、利益能力が高まったとしている。(編集担当:今関忠馬)(イメージ写真提供:123RF)