深セン証券取引所のメインボードに上場している、晶澳太陽能科技(002459/深セン)が7月19日、約25億元を投じて太陽光発電用シリコンウエハーおよび電池の生産能力を拡張することを発表した。
 
 同社は2000年に秦皇島市北戴河通聯路橋機械有限公司として設立した民営企業で、10年に秦皇島天業通聯重工として深センメインボードに上場、19年に現在の社名に変更した。太陽光発電関連の事業を広く網羅しており、シリコンウエハー、太陽光電池セル、太陽光電池ユニットの研究開発、生産、販売および太陽光発電所の開発、建設、運営などを手掛けている。2021年12月期の売上高は413億175万元(前期比59.80%増)、純利益は20億3862万元(同35.31%増)。22年1〜3月期の売上高は123億2075万元(前年同期比77.12%増)、純利益は7億5010万元(同378.27%増)。
 
 公告によれば、同社の完全子会社である晶澳太陽能有限公司が河北省寧晋県の東城太陽光産業パークに25億3189万元を投じて年産5ギガワットの太陽光発電用シリコンウエハー、年産6ギガワットの高効率太陽光電池生産拠点建設プロジェクトを実施する。具体的なプロジェクト始動時期は明らかになっていないが、建設期間は7か月を予定している。
 
 太陽光発電用シリコンウエハーと、これを材料とする太陽光電池の生産を一体化する新たな生産拠点プロジェクトについて同社は、同社が目指している太陽光発電産業の垂直一体型産業チェーン戦略に合致するものであり、高効率製品に対する市場ニーズを満たし、市場シェアと利益能力の向上に寄与するとしている。(編集担当:今関忠馬)(イメージ写真提供:123RF)