上海証券取引所のメインボードに上場している中国北方稀土(集団)高科技(600111/上海)が7月21日、2022年1〜6月期の業績速報を発表し、増収増益となったことを明らかにした。
 
 同社は1997年に内蒙古包鋼稀土高科技股フェン有限公司として設立され、同年9月に上海メインボードに上場。15年より現社名となっている。レアアースの原料製品、機能性材料、磁気共鳴画像診断装置(MRI)やニッケル・水素電池、永久磁石モーターなど応用製品の製造を主業務としており、原料製品では酸化ランタン、酸化セリウム、炭酸ランタン、炭酸セリウム、酸化プラセオジム、酸化ネオジムなどを扱う。2021年12月期の売上高は304億839万元(前期比38.83%増)、上場会社株主に帰属する純利益は51億3004万元(同462.32%増)。
 
 業績速報によれば、22年1〜6月期の売上高は前年同期比36.88%増の201億4974万元、上場会社株主に帰属する純利益は同52.16%増の30億9767万元で、大幅な増収増益となった。
 
 増収増益の要因について同社は、中国政府によるカーボンピークアウト、カーボンニュートラル政策を背景に新エネルギー自動車、風力発電、グリーン家電などの分野が良好な発展トレンドを呈し、市場におけるレアアース永久磁石材料の需要が徐々に高まったことでプラセオジム、ネオジムといったレアアース製品市場価格が昨年の同時期より上昇したと説明。また、2022年上半期の国によるレアアース生産計画量が前年同時期より増加したことで、レアアース原料製品の販売量も増えたとしている。(編集担当:今関忠馬)(イメージ写真提供:123RF)