工業用ソフトチューブを手掛ける珠海市派特爾科技(836871/北京)が7月22日、北京証券取引所に新規上場した。公開価格は5.60元に対し、初値は3.57%高い5.80元だった。終値は同1.96%高の5.71元だった。
 
 同社は2008年設立の民営企業で、15年に株式会社化した。工業用ソフトチューブおよびアセンブリ、改質プラスチック、ジョイントの研究開発、生産、販売を主業務としている。工業用ソフトチューブ・アセンブリは工作機械、自動車、風力発電などに広く用いられている。改質プラスチックは家電、電子製品、電動工具、省エネ照明、自動車部品、オフィス設備、通信器材、建築材料など広範な分野で利用される。
 
 2021年の売上構成は、樹脂製ソフトチューブ・アセンブリが43.96%、ナイロン製ソフトチューブ・アセンブリが8.26%、ゴム製ソフトチューブ・アセンブリが21.30%、テフロン製ソフトチューブ・アセンブリが2.10%、改質プラスチックが9.17%となっている。
 
 2021年12月期の売上高は1億7237万元(前期比21.86%増)、純利益は2941万元(同10.33%増)。22年1〜3月期の売上高は4122万元(前年同期比8.47%減)、純利益は584万元(同27.04%減)。
 
 新規上場に伴い調達予定の9454万元(約19億円)は約49%の4657万元を生産拠点拡張プロジェクトに、約21%の1997万元を研究開発センター建設プロジェクトに用いる。(編集担当:今関忠馬)(イメージ写真提供:123RF)