廃ガス悪臭処理を手掛ける杭州楚環科技(001336/深セン)が7月25日、深セン証券取引所のメインボードに新規上場した。公開価格22.96元に対し、初値は19.99%高い27.55元だった。取引開始後さらに上昇し、値幅制限いっぱいとなる同43.99%高の33.06元で初日の取引を終えた。
 
 同社は2005年設立の民営企業。廃ガス悪臭処理の研究開発、設計、製造、販売、サービス提供を主業務としており、行政の汚水処理場、厨房ゴミ処理工場を主な顧客としている。近年では工業分野への顧客開拓を進めており、養殖や畜産、石油化学、医薬化学工業、乳製品、食品加工、塗装、紡織・染色、酒造などの分野の顧客と取引関係を持つとともに、全国展開を行っている。
 
 2021年12月期の売上高は5億8654万元(前期比46.15%増)、純利益は8421万元(同13.57%増)。22年1〜3月期の売上高は1億2018万元(前年同期比128.16%増)、純利益は1633万元(同205.84%増)。
 
 新規上場に伴い調達予定の3億8256万元(約77億円)は、約44%の1億6830万元を廃ガス処理設備シリーズ製品生産ラインプロジェクトに、約19%の7163万元を技術開発センター・情報協同プラットフォーム建設プロジェクトに用いる。(編集担当:今関忠馬)(イメージ写真提供:123RF)