アルミ合金精密ダイキャストを製造する晋拓科技(603211/上海)が7月25日、上海証券取引所のメインボードに新規上場した。公開価格6.55元に対し、初値は20%高い7.86元だった。取引開始後さらに上昇し、終値は値幅制限いっぱいとなる同43.97%増の9.43元だった。
 
 同社は2004年設立の民営企業で、20年に株式会社化した。アルミニウム合金精密ダイキャストの研究開発、生産、販売を主業務としており、主に自動車部品のほか、スマート家具部品、工業自動化設備やロボットの部品、情報伝送設備部品などの製造を手掛けている。自動車部品分野では独ビブラコースティック、仏ユッチンソン、韓国DNオートモーティブ、住友理工、独コンチネンタルといった世界の一級部品サプライヤーと取引関係を持つ。自動車のエンジンや車体、サスペンションの振動軽減システムに用いられるダンパー部品が主製品で、2020年の販売量は世界市場シェアの約7.42%を占めている。
 
 2021年12月期の売上高は9億1628万元(前期比30.28%増)、純利益は8230万元(同0.77%減)。22年1〜3月期の売上高は2億1044万元(前年同期比19.93%増)、純利益は1817万元(同20.38%増)。
 
 新規上場に伴い調達予定の3億9541万元(約80億円)は、約82%の3億2428万元をインテリジェント自動車部品生産プロジェクトに、約9%の3712万元を研究開発センター建設プロジェクトに用いる。(編集担当:今関忠馬)(イメージ写真提供:123RF)