軍用設備などの検査・測定を手掛ける西安西測測試技術(301306/深セン)が7月26日、深セン証券取引所の創業板に新規上場した。公開価格43.23元に対し、初値は31.85%高い57.00元だった。終値は同29.56%高の56.01元。
 
 同社は2010年設立の民営企業で、19年に株式会社化した。軍事用設備と民間用飛行機製品の検査・測定を主業務とし、信頼性試験、電子部品の検査
・スクリーニング、電磁両立性試験などの各種試験サービスを提供するとともに、検査・測定設備の研究開発、生産、販売および電装事業を手掛けている。中国の検査・測定機関資格認定証書のほか、軍事用装備および民間用飛行機製品検査・測定業務資格を持っており、さまざまな軍用設備、宇宙プロジェクト、民間用飛行機の測定・試験任務を担ってきた。また、検査・測定に関連する国家基準の制定にも積極的に参加している。2021年12月期の売上構成は、検査・測定サービスが93.72%、検査・測定設備の販売が4.74%。
 
 2021年12月期の売上高は2億4553万元(前期比21.43%増)、純利益は6701万元(同34.78%増)。22年1〜3月期の売上高は5012万元(前年同期比16.60%増)、純利益は792万元(同13.41%減)。
 
 新規上場に伴い調達予定の4億54万元(約81億円)は、約53%の2億1328万元を西安本社検査測定基地建設プロジェクトに、約12%の4810万元を四川省成都市の検査測定基地拡張建設プロジェクトに、約10%の3916万元を研究開発センター建設プロジェクトに用いる。(編集担当:今関忠馬)