太陽光発電用電気保護・接続製品メーカーの蘇州快可光伏電子(301278/深セン)が8月4日、深セン証券取引所の創業板に新規上場した。公開価格34.84元に対し初値は158.32%高い90.00元だった。取引開始後さらに値上がりし、上場初日の終値は同267.42%高の128.01元だった。
 
 同社は2005年設立の民営企業で、10年に株式会社化した。太陽光発電モジュールおよび太陽光発電所の電気保護・接続製品分野に特化し、太陽光発電用ジャンクションボックス、カップリングの研究開発、生産、販売を主業務としている。晶澳太陽能、東方日昇、カナディアンソーラーなど国内外の大手太陽光モジュールメーカーを顧客に持つほか、中国に加えて韓国、インド、ベトナム、ドイツ、スペイン、エジプト、米国など世界各地の太陽光発電所建設に同社製品が広く用いられている。また、中国国内とベトナムの3か所に先進的な設備を揃えた製造拠点を設けているほか、ドイツと米国にも研究拠点を構える。21年12月期の売上構成は、太陽光発電用ジャンクションボックスが79.23%、カップリングが19.58%だ。
 
 2021年12月期の売上高は7億3586万元(約46.20%増)、純利益は6485万元(同1.76%増)。22年1〜3月期の売上高は2億4831万元(前年同期比101.71%増)、純利益は2086万元(同85.43%増)。
 
 新規上場に伴い調達予定の3億3139万元(約442億円)は、約40%の1億3176万元を太陽光発電モジュールのインテリジェント保護および接続システム生産拡大プロジェクトに、約33%の1億963万元を研究開発センター建設プロジェクトに用いる。(編集担当:今関忠馬)(イメージ写真提供:123RF)