先物仲介などを手掛ける弘業期貨(001236/深セン、03678/香港)が8月5日、深セン証券取引所のメインボードに新規上場した。公開価格1.86元に対し、初値は19.89%高い2.23元だった。取引開始後さらに値上がりし、上場初日は値幅制限いっぱいとなる同44.09%高の2.68元で取引を終えた。
 
 同社は1995年設立。先物仲介、資産管理、コモディティ取引、リスクマネジメント、金融資産投資を主業務としている。先物仲介では中国国内の全先物取引所で扱われる商品先物取引、金融先物取引について仲介サービスを提供し、資産管理ではファンド(FOF)、商品投資顧問(CTA)、確定利付証券などを扱う。主に中国国内での業務を展開している。2015年に香港株式市場に上場しており、深センメインボードと香港との重複上場となる。
 
 2021年における同社の上海先物取引所取引金額は4兆5222億元で市場シェアが1.17%、鄭州商品取引所は1兆5803億元でシェア0.73%、大連商品取引所は1兆8023億元でシェア0.64%、中国金融先物取引所は4909億元でシェア0.21%、上海国際エネルギー取引センターは3195億元でシェア0.74%となっており、中国国内の先物取引合計額は8兆7153億元で、シェアは0.75%だった。
 
 2021年12月期の売上高は16億3986万元(前期比5.03%増)、純利益は8021万元(同20.94%増)。2022年1〜3月期の売上高は2億1028万元(前年同期比11.08%増)、純利益は704万元(27.59%減)。
 
 新規上場に伴い調達予定の1億6135万元(約32億円)は、全て資本金に充当する。(編集担当:今関忠馬)(イメージ写真提供:123RF)