PCB(プリント基板)を製造する吉安満坤科技(301132/深セン)が8月10日、深セン証券取引所の創業板に新規上場した。公開価格26.80元に対し、初値は88.40%高い50.49元だった。終値は同67.28%高の44.83元だった。
 
 同社は2008年設立の民営企業で、18年に株式会社化した。PCB(プリント基板)の研究開発、生産、販売を主業務としており、片面・両面、多層精密PCBが主力製品。通信電子、コンシューマーエレクトロニクス、工業制御、セキュリティ、自動車電子などの分野に広く利用されている。弛みない技術革新と製品の改良により長寿命かつ高品質な製品の生産を実現しており、各分野で国内外の著名ブランドを顧客に持つ。21年12月期の売上構成は、コンシューマーエレクトロニクス向けが37.68%、通信電子向けが24.44%、工業制御・セキュリティ向けが23.90%、自動車電子向けが12.32%だ。
 
 2021年12月期の売上高は11億8933万元(前期比23.57%増)、純利益は1億610万元(同10.86%減)。22年1〜3月期の売上高は2億5951万元(前年同期比6.68%増)、純利益は2594万元(同3.65%減)。
 
 新規上場に伴い調達予定の9億9614万元(約199億円)は、すべてを高精密PCB生産拠点建設プロジェクトに用いる。(編集担当:今関忠馬)(イメージ写真提供:123RF)