サーバー向けCPU開発の海光信息技術(688401/上海)が8月12日、上海証券取引所の科創板に新規上場した。公開価格36.00元に対し、初値は94.44%高い70.00元だった。終値は66.94%高の60.10元だった。
 
 同社は2014年設立で、20年に株式会社化した。サーバー、ワークステーションなどのコンピューティング、ストレージ設備で利用されるハイエンドなプロセッサの研究開発、設計、販売を主業務としている。主な製品は汎用プロセッサ(CPU)、およびコプロセッサ(DCU)で、中国国内の情報産業発展に伴い、さまざまな型式のハイエンドプロセッサ製品を開発してきた。CPUは電気通信、金融、インターネット、教育、交通などの業界、分野で広く利用されており、DCUはビッグデータ処理、人工知能、商業コンピューティングなどに用いられている。
 
 2021年12月期の売上高は23億1041万元(前期比126.07%増)、純利益は4億3760万元(前期は8297万元の純損失)。22年1〜6月期の売上高は25億2973万元(前年同期比342.75%増)、純利益は6億8410万元(前年同期は9666万元の純損失)。
 
 新規上場に伴い調達予定の91億4786万元(約1810億円)は、約31%の28億7791万元を新世代汎用プロセッサ開発プロジェクトに、約20%の18億5601万元を新世代コプロセッサ開発プロジェクトに、約26%の24億1394万元を先進プロセッサ技術開発センター建設に用いる。(編集担当:今関忠馬)(イメージ写真提供:123RF)