マットレスを中心とした家具を製造、販売する成都趣睡科技(301336/深セン)が8月12日、深セン証券取引所の創業板に新規上場した。公開価格37.53元に対し、初値は98.51%高い74.50元だった。取引開始後さらに大きく上昇し、終値は同171.04%高の101.72元だった。

 同社は2014年設立の民営企業で、19年に株式会社化した。家具、インテリア用布製品などの研究開発、設計、生産、販売を主業務としており、「8H」というブランドにより消費者の間で比較的高い知名度を持っている。主な製品はマットレスやソファーなどのソフト家具、ベッドフレーム、ちゃぶ台、ダイニングテーブルなどの木工家具、枕、布団、シーツなどの布製品。21年12月期の売上構成は家具製品が63.48%、インテリア用布製品が36.52%となっており、家具製品ではマットレス、布製品では枕の売上が多い。また、95%以上が「小米有品」、「京東商城」などのECプラットフォーム、会社の公式サイトを通じたオンライン販売による売上だ。
  
 2021年12月期の売上高は4億7269万元(前期比1.24%減)、純利益は6845万元(同0.85%増)。22年1〜3月期の売上高は9323万元(前年同期比16.57%減)、純利益は1500万元(同11.00%減)。
 
 新規上場に伴い調達予定の8億522万元(約159億円)は約57%の4億6235万元を全シリーズ製品改良・販売開拓プロジェクトに、約24%の1億9266万元を家具研究開発センター建設プロジェクトに、約7%の5320万元をデジタル化管理システム建設プロジェクトに用いる。(編集担当:今関忠馬)(イメージ写真提供:123RF)