上海市を中心に危険廃棄物処理を手掛ける上海叢麟環保科技(688370/上海)が8月25日、上海証券取引所の科創板に新規上場した。公開価格59.76元に対し、初値は18.01%低い49.00元だった。
 
 同社は2017年設立の民営企業で、20年に株式会社化した。危険廃棄物の資源化利用、無害化処置を主業務とし、危険廃棄物の循環利用に取り組んでいる。上海地区における危険廃棄物処理のリーディングカンパニーであり、32カテゴリの危険廃棄物を処理可能で、そのうち25カテゴリの廃棄物を資源化する能力を持っている。新世代の情報技術、ハイエンド設備、新材料、新エネルギー、バイオ医薬といった分野の生産、研究開発をサポートする、危険廃棄物処理サービス業者だ。
 
 2021年12月期の売上高は6億6668万元(前期比4.20%減)、純利益は1億8250万元(同19.85%減)。22年1〜6月期の売上高は3億2879万元(前年同期比7.32%増)、純利益は7717万元(同11.14%減)。
 
 新規上場に伴い調達予定の20億3000万元(約405億円)は、約16%の3億1000万元を上海臨港地域工業廃棄物資源化利用・処理モデル基地改良プロジェクトに、約15%の3億元を山東省浜州市陽信県の固形廃棄物総合利用プロジェクトに、約14%の2億8000万元を山西省運城市の工業廃棄物総合利用・処理プロジェクトに、約27%の5億4000万元を運城市工業廃棄物総合利用・処理基地の埋め立て場建設プロジェクトに用いる。(編集担当:今関忠馬)(イメージ写真提供:123RF)