新エネルギー自動車向けPCB(プリント基板)などを手がける金禄電子科技(301282/深セン)が8月26日、深セン証券取引所の創業板に新規上場した。公開価格30.38元に対し、初値は38.58%高い42.10元だった。終値は同31.01%高の39.80元だった。
 
 同社は2006年設立の民営企業で、19年に株式会社化して現社名となった。PCBの研究開発、生産、販売を主業務としており、自動車電子、通信電子、工業制御、コンシューマーエレクトロニクス、医療機器などの分野に広く利用されている。特に新エネルギー自動車向けPCB市場に力を入れ、電池管理システム(BMS)、電動モーター制御装置、DC/DCコンバーター、車載充電器、ADAS(先進運転支援システム)、充電スポットなどに用いるPCBを手掛けている。新エネルギー自動車向け電池世界最大手の寧徳時代にとって最大のPCBサプライヤーとなっており、BMS分野で高い競争力を持つ。
 
 2021年12月期の売上高は13億2752万元(前期比67.59%増)、純利益は1億28万元(同48.80%増)。22年1〜6月期の売上高は7億4587万元(前年同期比29.49%増)、純利益は5884万元(同26.71%増)。
 
 新規上場に伴い調達予定の7億8513万元(約157億円)は、約75%の5億8513万元を新エネルギー自動車向けハイエンドPCB生産拠点建設プロジェクトに用いる。(編集担当:今関忠馬)(イメージ写真提供:123RF)