フォント設計を手掛ける、北京漢儀創新科技(301270/深セン)が8月31日、深セン証券取引所の創業板に新規上場した。公開価格25.68元に対し、初値は48.01%高い38.01元だった。終値は同53.86%高の39.51元だった。
 
 同社は1993年設立の民営企業で、2019年に株式会社化した。フォント設計、フォントライブラリソフトウェアの開発、ライセンス付与、関連技術サービス、ビジュアル設計サービスなどを主業務としている。「漢儀菱心体」、「漢儀旗黒」など中国語フォントを中心に1700あまりのフォントライブラリを開発しており、企業の宣伝、印刷出版、商業広告、インターネットプラットフォームなどで広く利用されている。騰訊、淘宝、京東、華為技術、美的集団、コカ・コーラ、フォルクスワーゲンなどの多くの国内外著名企業が同社のフォントを利用している。21年12月期における売上構成は、フォントライブラリのライセンス業務が66.81%、インターネットプラットフォームのライセンス業務が25.32%、フォントライブラリ技術サービスが5.42%。
 
 2021年12月期の売上高は2億1975万元(前期比11.29%増)、純利益は6669万元(同40.15%増)。22年1〜6月期の売上高は9808万元(前年同期比3.63%増)、純利益は2586万元(同5.04%増)。
 
 新規上場に伴い調達予定の5億3643万元(約108億円)は、約39%の2億898万元をフォントライブラリ資源プラットフォーム構築プロジェクトに、約22%の1億1828万元を子会社の上海駅創信息技術有限公司研究開発センター改良プロジェクトに、約11%の5917万元を販売・サービス情報化システム構築プロジェクトに用いる。(編集担当:今関忠馬)(イメージ写真提供:123RF)