電気冶金用電極材料メーカーの昆明理工恒達科技(831152/北京)が9月1日、北京証券取引所に新規上場した。公開価格は5.80元に対し、初値は27.24%高い7.38元だった。終値は同51.21%高の8.77元だった。
 
 同社は2000年設立の民営企業で、13年に株式会社化した。非鉄金属新材料の研究開発、設計、生産、販売、技術サービスが主業務で、銅、アルミニウム、銀、ステンレスなどを主原料とし、自主開発の成分設計、成形加工、表面加工、多金属層状複合材料技術を通じて、鉛、アルミなどの多元合金材料のほか、亜鉛、銅、コバルト、ニッケル、マンガンなどの電気冶金用の陽極、陰極を製造する。2021年12月期における売上構成は、鉛合金陽極板が56.49%、柵型複合材料陽極板が18.32%、ステンレス陰極板が19.64%、アルミ合金陰極板が5.20%。売上の95%以上は中国国内向けだ。
 
 2021年12月期の売上高は5億6649万元(前期比40.57%増)、純利益は3095万元(同0.12%減)。22年1〜6月期の売上高は2億8763万元(前年同期比5.15%増)、親会社所有者に帰属する純利益は1530万元(同27.63%増)。
 
 新規上場に伴い調達予定の1億5176万元(約31億円)は、約45%の6829万元を年産60万個の高性能アルミ合金陰極生産ライン・新材料研究院建設プロジェクトに、約48%の7347万元を柵型アルミベース鉛合金複合惰性陽極板生産ライン自動化プロジェクトに用いる。(編集担当:今関忠馬)(イメージ写真提供:123RF)