スマートフォンなどの盗難防止機能付き展示機器メーカーである杭州朗鴻科技(836395/北京)が9月1日、北京証券取引所に新規上場した。初値は公開価格と同じ17.00元だった。終値は公開価格より0.18%低い16.97元だった。
 
 同社は2008年設立の民営企業で、15年に株式会社化した。携帯電話販売店などで用いられる、電子デバイスデモ機の盗難防止展示器具の研究開発、生産、販売を主業務としており、主にスマートフォン、ウェアラブルデバイスなどコンシューマー電子製品の展示で利用されている。華為技術、小米、OPPOなど中国のスマートフォンブランド大手メーカーなどを顧客に持つほか、欧州のCE認証、米国・カナダのFCC認証、ドイツのTUV認証など多くの国・地域の製品認証を取得している。売上の約45%は海外向けだ。
 
 2021年12月期の売上高は1億4383万元(前期比19.35%増)、純利益は4907万元(同139.58%増)。22年1〜6月期の売上高は5504万元(前年同期比24.54%減)、親会社所有者に帰属する純利益は2090万元(同15.87%減)。
 
 新規上場に伴い調達予定の1億2000万元は、100%を開発、販売、運営、生産を一体化した電子製品盗難防止設備産業化拠点プロジェクトに用いる。(編集担当:今関忠馬)(イメージ写真提供:123RF)