衛生用品用のホットメルト接着剤メーカーの聚膠新材料(301283/深セン)が9月2日、深セン証券取引所の創業板に新規上場した。初値は公開価格と同値の52.69元だったが、取引開始後に値下がりし、終値は10.93%低い46.93元だった。
 
 同社は2012年設立の民営企業で、20年に株式会社化した。生理用ナプキン、紙おむつなど吸収性衛生用品の各層を接着する専用のホットメルト接着剤の研究開発、生産、販売を主業務とする。世界の業界における4大主要供給業者となっており、中国国内市場ではこれまで輸入品がシェアの大部分を占有するなかで国産化を実現、海外市場でもハイエンドな製品を販売している。キンバリークラーク、恒安国際、大王製紙、ヴィンダ(維達)、プロクター・アンド・ギャンブル(P&G)など国内外の使い捨て衛生用品メーカーを顧客に持つ。
 
 2021年12月期の売上高は10億5379万元(前期比19.88%増)、純利益は5480万元(同31.19%減)。22年1〜6月期の売上高は6億3111万元(前年同期比42.73%増)、純利益は4314万元(同105.78%増)。
 
 新規上場に伴い調達予定の4億8070万元(約98億円)は、約51%の2億4439万元を年産12万トンの衛生用品高分子新材料製造・研究開発本部プロジェクトに、約35%の1億6630万元を衛生用品材料ホットメルト接着剤製品のポーランド生産拠点建設プロジェクトに用いる。(編集担当:今関忠馬)(イメージ写真提供:123RF)