自動車改造用部品メーカーの杭州天銘科技(836270/北京)が9月2日、北京証券取引所に新規上場した。公開価格18.96元に対して初値は0.32%低い18.90元で、終値は同8.23%安の17.40元だった。

 同社は2000年設立の民営企業で、15年に株式会社化した。電動ウインチ、電動踏み板、車載コンプレッサー、テールゲートヒンジなどオフロード車用改造部品の設計、研究開発、生産、販売を主業務としている。「T−MAX」というブランドで展開している製品はオフロード車やピックアップトラック、軍事車両、SUV車などに広く利用されており、長城汽車、東風汽車など国内外の著名自動車メーカーと長期的な提携関係を構築する、中国国内では名の知れたオフロード車改造部品メーカーだ。21年12月期の売上構成はウインチが69.36%、電動踏み板が8.31%、車載コンプレッサーが8.75%、テールゲートヒンジが3.22%で、ウインチが同社にとっての主力製品となっている。
 
 2021年12月期の売上高は1億8983万元(前期比11.28%増)、純利益は3594万元(同25.28%増)。22年1〜6月期の売上高は7194万元(同16.39%減)、親会社所有者に帰属する純利益は2001万元(同38.64%増)。
 
 新規上場に伴い調達予定の1億8960万元(約39億円)は、約83%の1億5796万元をハイエンドのオフロード車改造部品生産プロジェクトに、約17%の3163万元を研究開発センター建設プロジェクトに用いる。(編集担当:今関忠馬)(イメージ写真提供:123RF)