小型・中型のリチウムイオン電池、ニッケル水素電池の製造を手掛ける、深セン市豪鵬科技(001283/深セン)が9月5日、深セン証券取引所のメインボードに新規上場した。公開価格は52.19元に対し、初値は20.00%高い62.63元だった。取引開始後さらに値上がりし、終値は値幅制限いっぱいとなる同43.99%高の75.15元だった。
 
 同社は2002年設立の民営企業で、20年に株式会社化した。リチウムイオン電池、ニッケル水素電池の研究開発、設計、製造、販売を主業務とする。リチウムイオン電池の主製品はソフトパックポリマーリチウム電池、円筒型リチウムイオン電池でなどで、ノートパソコンおよび周辺製品、スマート家具、セキュリティデバイス、タブレットコンピューター、スマートフォン、ウェアブルデバイス、医療機器、電動二輪車などに用いられている。また、ニッケル水素電池は小売用、パーソナルケア、車載用スマート相互接続端末(T−Box)、照明器具などの分野に利用される。ロジクール、HP、ソニー、ハーマン、フィリップス、パナソニック、LG、ガーミン、広州汽車、DJIなど各分野の大手ブランドを顧客に持つ。
 
 2021年12月期の売上高は33億1799万元(前期比26.46%増)、純利益は2億5388万元(同52.36%増)。22年1〜6月期の売上高は17億6140万元(前年同期比7.28%増)、純利益は8684万元(同23.35%減)。
 
 新規上場に伴い調達予定の9億4336万元(約191億円)は、約93%の8億8047万元を生産拠点建設プロジェクトに、約7%の6289万元を新エネルギー研究開発センター建設プロジェクトに用いる。(編集担当:今関忠馬)(イメージ写真提供:123RF)