各種精密コネクタメーカーの維峰電子(広東)股フェン(301328/深セン)が9月8日、深セン証券取引所の創業板に新規上場した。公開価格78.80元に対し、初値は0.38%低い78.50元だったが、取引開始後に値上がりして公開価格を大きく上回り、同11.36%高の87.75元で初日の取引を終えた。
 
 同社は2002年に東莞市維峰五金電子有限公司として設立した民営企業で、19年に株式会社化して現社名となった。工業制御用、自動車用、新エネルギー用のハイエンドな精密コネクタの研究開発、設計、生産、販売が主業務。製品は世界の一流メーカーと同じ技術水準に達しており、米国のUL製品安全規格、カナダのCUL製品安全規格認証などを取得するとともに、欧州のRoHS、REACH環境保護指令にも適合している。21年12月期の売上構成は、工業製業用コネクタが73.81%、自動車用コネクタが14.48%、新エネルギー用コネクタが10.68%となっている。
 
 2021年12月期の売上高は4億855万元(前期比49.41%増)、純利益は1億26万元(同64.11%増)。22年1〜6月期の売上高は2億2147万元(前年同期比17.80%増)、親会社株主に帰属する純利益は4982万元(同8.18%増)。
 
 新規上場に伴い調達予定の6億369万元(約125億円)は、約73%の4億4098万元を華南本部インテリジェント製造センター建設プロジェクトに、約10%の6270万元を華南本部研究開発センター建設プロジェクトに用いる。(編集担当:今関忠馬)(イメージ写真提供:123RF)