上海証券取引所では9月9日、山東嘉華生物科技(603182/上海)がメインボードに、深セン華大智造科技(688114/上海)が科創板にそれぞれ新規上場を果たした。
 
 大豆たんぱく製造の山東嘉華生物科技は、公開価格10.55元に対して初値は20%高い12.66元だった。取引開始後にさらに値上がりし、上場初日の取引は値幅制限いっぱいとなる同43.98%高の15.19元だった。出来高は1万500株。
 
 同社は2000年に山東阿華保健品有限公司として設立した民営企業で、09年に株式会社化、21年に現社名となった。大豆たんぱくを主要製品とする大豆加工企業であり、大豆たんぱくのほかに大豆由来の食物繊維、大豆油、低温食用豆粕なども生産している。2021年12月期の売上高は12億3420万元(前期比27.43%増)、純利益は7914万元(同6.83%増)。22年1〜6月期の売上高は7億6004万元(前年同期比20.61%増)、純利益は7359万元(同80.52%増)。新規上場に伴い調達予定の3億8113万元は、ハイエンド大豆たんぱく生産拠点建設、分離たんぱく生産拡大プロジェクトなどに用いる。
 
 DNAシークエンシング技術の深セン華大智造科技は、公開価格87.18元に対し初値は22.73%高の107.00元だった。終値は同14.71%高いの100.00元で、出来高は22万3800株だった。
 
 同社は2016年設立の民営企業で、20年に株式会社化して現社名となった。生命科学、バイオ技術分野に特化し、次世代DNAシークエンサー(配列自動解読装置)などの機器、設備、試薬、消耗品など関連製品の研究開発、生産、販売を主業務としている。2021年12月期の売上高は39億2863万元(前期比41.32%増)、純利益は4億7572万元(同86.13%増)。22年1〜6月期の売上高は23億6076万元(前年同期比20.52%増)、純利益は3億4269万元(同18.95%減)。新規上場に伴い調達予定の25億2784万元はスマート製造・研究開発拠点建設、DNAシーケンサーおよび関連設備・試薬の開発、生産プロジェクトなどに用いる。(編集担当:今関忠馬)(イメージ写真提供:123RF)