油圧・空気圧用シール製品メーカーの上海唯万密封科技(301161/深セン)が9月14日、深セン証券取引所のメインボードに新規上場した。公開価格18.66元に対し、初値は44.69%高い27.00元だった。
 
 同社は2008年設立の民営企業で、20年に株式会社化した。油圧・空気圧用シール製品の研究開発、生産、販売を主業務とする。主な製品はピストンシール、油圧パッキン、オイルシール、建機の履帯用シールなど。21年12月期の売上構成は油圧シール製品が42.91%、油圧パッキンが36.45%、その他シール部品が17.23%となっている。技術開発センターや実験室を持つほか、中国の大学との共同研究開発に取り組むなど高い技術開発力を備え、これまでに1000種類以上のシール製品を開発してさまざまな顧客のニーズに対応して、中国最大の建機メーカーである三一集団など国内外の大手企業を顧客に持っている。
 
 2021年12月期の売上高は4億1068万元(同期比1.39%増)、純利益は5964万元(同22.45%減)。22年1〜6月期の売上高は1億8743万元(前年同期比22.05%減)、純利益は3038万元(同10.06%減)。
 
 新規上場に伴い調達予定の6億172万元(約124億円)は、約41%の2億4426万元を高性能シール生産プロジェクトに、約14%の8499万元を密封技術研究開発センター建設プロジェクトに用いる。(編集担当:今関忠馬)(イメージ写真提供:123RF)