深セン証券取引所では11月9日、創業板で杭州天元寵物用品(301335/深セン)、広東鼎泰高科技術(301377/深セン)の2社が公募を開始する。公募終了後、速やかに上場する見込みだ。
 
 杭州天元寵物用品は2250万株を発行予定で、公募価格は49.98元。2003年設立の民営企業で、16年に株式会社化した。ペット用品の設計開発、生産、販売を主業務としており、ペット食品販売事業も手掛ける。主な製品はペット用ベッド、キャットタワー、ペット用玩具、ペット用服飾品、ペット関連の電子用品など。中国国内では比較的早い時期にペット産業に進出した業界の先駆者であり、約20年の積み重ねを経て幅広い分野をカバーする、大規模な総合ペット用品サプライヤーに成長した。中国国内のほか、米国、EU、オーストラリア、日本など世界の主要市場にも進出しており、ウォルマート、コーナンなどの大型小売業者、アマゾンなどのEC企業、ペトコなどのペット用品ショップチェーンなどと提携関係を持つ。
 
 21年12月期の売上高は18億5433万元(前期比27.85%増)、純利益は1億715万元(同5.78%減)。22年1〜9月期の予想売上高は15億〜16億元(前年同期比12.46〜19.95%増)、予想純利益は9000万〜1億元(同11.10〜23.44%増)。
 
 広東鼎泰高科技術は5000万株を発行予定で公募価格は22.88元。13年設立の民営企業で、20年に株式会社化した。プリント基板(PCB)、CNC精密機器部品などの企業向けに工具、材料、設備を一体化したソリューションプランを提供する。主要製品はドリルビット、フライスなど、PCB加工製造専用の消耗品、PCB向けドリルビット自動製造設備、機能性フィルム製品など。売上の約7割がドリルビットだ。健鼎科技、方正科技、華通電脳など中国内外の著名PCBメーカーと長期的な提携関係を持っている。調査会社プリズムアークによれば、20年における同社のPCB製造用ドリルビット世界市場シェアは約19%で1位となっている。
 
 21年12月期の売上高は12億2244万元(前期比26.37%増)、純利益は2億3731万元(同35.09%増)。22年1〜9月期の予想売上高は9億2000万〜9億5000万元(前年同期比1.45〜4.76%増)、予想純利益は1億7200万〜1億7500万元(同1.74〜3.51%増)。(編集担当:今関忠馬)(イメージ写真提供:123RF)