楽普心泰医療科技(02291/香港)が11月8日、香港証券取引所のメインボードに新規上場した。公開価格29.15香港ドルに対して、初値は2.23%高い29.80ドルだった。終値は公開価格と同値の29.15ドルだった。
 
 同社は1994年に設立した上海形状記憶合金材料が前身。2008年に楽普医療が上海形状記憶合金材料を買収、21年1月に持株会社として同社が設立された。構造的心疾患をターゲットとした介入医療機器の研究開発、生産、販売を主業務としている。主要製品は心疾患治療用閉塞栓で、大動脈などの人工弁製品の研究開発、臨床試験も進めている。フロスト&サリバンによれば中国最大の先天性心疾患閉鎖栓製品および関連手術用品メーカーで、21年の中国国内市場シェアは売上高ベースで38%となっている。
 
 21年12月期の売上高は2億2258万人民元(前期比50.14%増)、純利益は5869万元(同14.65%減)。22年1〜6月期の売上高は1億2480万元(前年同期比12.47%増)、純利益は2425万元(同41.93%減)。

 新規上場に伴い調達予定の5億9210万香港ドル(約110億円)は、約51%を今後5年以内の研究開発資金に、約24%を今後5年以内の販売、マーケティング活動費用に、約5%を生産能力向上に、約10%を戦略的投資および企業買収資金に用いる。(編集担当:今関忠馬)(イメージ写真提供:123RF)