北京証券取引所では11月14日、湖南新威凌金属新材料科技(871634/北京)、無錫方盛換熱器(832662/北京)の2社が新規公開(IPO)に向けた公募を開始する。公募終了後、速やかに上場する見込みだ。
 
 湖南新威凌金属新材料科技は1128万株を発行予定で、公募価格は9.6元。2002年に長沙威霊科技発展有限公司として設立した民営企業で、17年に株式会社化して現社名となった。球状、フレーク状、不規則形状の亜鉛粉末など、亜鉛金属加工製品の開発、製造、販売を主業務としている。製品は亜鉛防腐塗料、シェラダイジング、粉末亜鉛メッキ、化学工業、非鉄金属冶金、医薬などの分野で利用されており、中国国際海運集装箱(000039/深セン)、中国中化集団、中国重工(601989/上海)、中遠海運などの国有企業や、米シャーウィン・ウィリアムズ、金剛化工、中塗化工、蘭アクゾノーベル、関西ペイントなど世界の大手ペンキ、塗料メーカーと提携関係を持つ。
 
 21年12月期の売上高は6億123万元(前期比54.69%増)、純利益は2987万元(同61.19%増)。22年1〜9月期の売上高は4億5305万元(前年同期比4.40%増)、純利益は1685万元(同18.94%減)。
 
 無錫方盛換熱器は2100万株を発行予定で、公募価格は6.5元。07年設立の民営企業で、14年に株式会社化した。プレートフィン式熱交換器および熱交換システムの研究開発、設計、生産、販売を主業務としている。製品は風力発電、余熱回収、軌道交通、エアコンプレッサー、建機、自動車などさまざまな分野で利用されており、広州高瀾節能技術(300499/深セン)、四川川潤(002272/深セン)、米バーティブ、スウェーデン・アトラスコプコ、日立、カナダ・ボンバルディアなど国内外の大手メーカーと長期的な提携関係を築いている。また、研究開発に力を注ぎ、上海理工大学など複数の高等教育期間と産学研究協力関係を結んでいる。
 
 21年12月期の売上高は2億9583万元(前期比42.51%増)、純利益は3650万元(同14.87%増)。22年1〜9月期の売上高は2億5394万元(前年同期比24.44%増)、純利益は3717万元(同32.93%増)。(編集担当:今関忠馬)(イメージ写真提供:123RF)