北京証券取引所への上場を目指す、力佳電源科技(835237/北京)は11月15日、新規公開(IPO)に向けた公募を開始する。1000万株を発行予定で、公募価格は18.18元。公募終了後、速やかに上場する見込みだ。
 
 同社は2004年設立で、15年に株式会社化した。小型リチウム一次電池の研究開発、生産、販売を主業務としており、長寿命、高エネルギー密度、幅広い使用可能温度範囲、高い環境保護性および安全性といった特徴を持つリチウム一次電池製品およびソリューションプランを顧客に提供する。主な製品はリチウムマンガン電池、フッ化黒鉛リチウム電池で、ボタン電池、円筒形電池、ソフトパック電池などの形状がある。売上の約9割はボタン電池だ。
 
 製品はコンシューマーエレクトロニクス、電子値札、スマート医療、スマートセキュリティ、スマート交通、スマートメーター、IoTなどの分野に広く用いられている。中国国内のほか、アジア、欧州、北米、南米などの地域でも販売されており、エナジャイザー、京東方、ジェイビル、広立登、仕野、デュラセル、東芝など国内外の著名企業と長期的に安定した提携関係を構築している。中国化学・物理電源業界協会の統計によれば、同社は20年における中国のリチウム一次電池販売規模が全国第6位で、リチウムマンガンボタン電池の生産規模は中国でトップクラスである。
 
 21年12月期の売上高は2億8462万元(前期比25.32%増)、純利益は4467万元(同48.74%増)。22年1〜9月期の売上高は2億5566万元(前年同期比22.10%増)、純利益は3638万元(同4.99%増)。(編集担当:今関忠馬)(イメージ写真提供:123RF)